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セミナー短信~第7回アスペン/ベルリッツ グローバル・リーダーシップセミナーを開催~

2016年12月07日

11月22日(火)~25日(金)に、2016年アスペン/ベルリッツ グローバル・リーダーシップセミナーが香川県ベネッセアートサイト直島で開催されました。ベルリッツ・ジャパン株式会社と毎年この時期に共催している当セミナーは、今年で7回目の開催となります。

今回は、モデレーター 髙橋文郎先生(青山学院大学大学院 教授)、岩井睦雄氏(日本たばこ産業株式会社 代表取締役副社長)の進行のもと、リソースパーソンとして瀧一郎先生(大阪教育大学 教授)に加わっていただき、様々な企業から参加した11名の皆様が活発な対話を繰り広げました。

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セミナー初日の「グローバル・リーダーとの対話」には、富士ゼロックス株式会社 元代表取締役社長、現 国連グローバル・コンパクト ボードメンバーの有馬利男氏を特別ゲストとしてお招きし、グローバル・リーダーのあるべき姿、組織の変革について富士ゼロックスでの経営のご経験と、国連グローバル・コンパクトでのご活動をふまえ、貴重な講話をいただきました。その後の質疑応答、参加者との交流の時間では、寄せられた数多くの質問に対して率直なお考えをお話いただき、大変充実した対話が生まれました。

厳選された古典テキストをベースにした4つの対話のセッションに加え、セミナー第3日目には直島アート体感プログラムを実施しました。体感プログラムでは、作品と展示空間が一体となった地中美術館や、島内の古民家を現代アート作品にした「家プロジェクト」を鑑賞。その後、美学がご専門の瀧先生による「美の諸相と芸術」と題する講話を聴き、理解と気づきを深める時間となりました。


参加者からは、セミナーで気づきを得たこととして、「リーダーに必要なのは正しさ、高潔さ」「物事を深くまで追求する力の必要性」、「知識だけでは解決できない、良心・道徳を持って判断すべきことがある」といった意見のほか、「自分の軸をより具体的に考える機会になった」、「様々な理念・理想を一人で学ぶことは難しいが、グローバル・リーダーには不可欠であり、こうした機会が大変有益」などの感想が寄せられました。