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「アスペン・フェローズ」第34回プログラムが開催されました

2015年05月21日

「アスペン・フェローズ」第34回プログラムが、5月16日(土)午後2時~5時、株式会社富士ゼロックス総合教育研究所セミナールームを会場にお借りして開催されました。講師に早稲田大学 文学学術院 教授、御子柴 善之先生をお迎えし、40人もの皆様にお集まりいただきました。

今回の懇話会の題目は「誠実と信頼をめぐって」。御子柴先生のご専門であるカント倫理学を軸に、哲学、心理学、社会学など様々な分野の引用を参照しながら、ご講話を頂きました。そもそも「誠実」とは、「信頼」とは何か、を出発点とし、不信や信頼回復ということが多く語られる現代において私たちがどうすべきかを探る、大変奥深いお話でした。

後半の質疑応答の時間には、参加者から鋭い意見質問が数多く上がり、司会の関根清三先生も交え、とても刺激的で充実した懇話会となりました。

「信頼は敢えてする冒険であり、創造性を持つもの」、「信頼回復のためには不断の努力をするしかない」という御子柴先生のお話に、企業人としても一個人としても、多くの参加者が共感を覚えられたのではないでしょうか。

懇話会後のアンケートにも、「身近でありながら難しいテーマを分かりやすく解説してもらえた」、「信頼について多様な視点に気づくことができた」、「企業の社会的責任のあり方と誠実さの両立の鍵につながるヒントが得られた」、「企業のCSRの重要性について理論的裏付けが得られた」など、数多くの良い感想が寄せられています。

今後も皆様にご満足いただけるプログラムを企画してまいります。次回の「アスペン・フェローズ」プログラムにもどうぞご期待ください。