伊原木・岡山県知事が「高校生のためのアスペン古典セミナー」を激励
2019年08月08日
今年の夏も、5つの道県で「高校生のためのアスペン古典セミナー」が相次いで開催されています。
岡山県では、8月6日（火）～7日（水）にかけて、岡山青年館をお借りして、アスペン古典セミナーが開催されました。
少し緊張の面持ちの高校生16名が、難しい古典に取り組み、対話を楽しみました。
岡山県知事 伊原木隆太氏2日目の7日の朝には、アスペンセミナーの岡山での開催を後押しいただいた、伊原木隆太・岡山県知事がご来場。高校生に対する激励のメッセージをいただきました。
伊原木知事がアスペンの取組みをお知りになったのは、20年ほど前に、小林陽太郎氏（前日本アスペン研究所理事長）が主催する勉強会に誘われたのがきっかけだそうです。
「若いうちは、親からもらった容姿でカッコいいとか、かわいいとかが気になるけれど、年を取るとその人がどんな本を読んで、何を考えてきたかということが、顔に現れます。」と、教養を身に付けることの重要性を語りかけられました。
参加者の皆さんは、難しい古典も対話をすることで理解が深まっていくことを実感し、また、「ここまで自分の頭で必死に考えたことはなかった」というほどの経験をして、充実した二日間になったようです。
夕方には、日本アスペン研究所事務局が、伊原木知事を訪問し、今年で4回目となる岡山でのセミナーを振り返ってご報告。来年度以降も、引き続き、開催していくことをお約束いただきました。