セミナー短信～広島県で「高校生のためのアスペン古典セミナー」を開催
2019年08月30日
今年の夏も、5つの道県で「高校生のためのアスペン古典セミナー」が相次いで開催されました。
広島県では、8月19日（月）～20日（火）にかけて、広島YMCA国際文化センターにて、アスペン古典セミナーが開催されました。
高校1・2年生 計16名が、難しい古典に取り組み、対話を楽しみました。
広島県教育長・平川理恵氏2日目の20日、開始時に広島県教育長の平川理恵氏が視察に来られ、生徒を前にアスペン・セミナーのすばらしさを話されました。ちなみに平川氏は2013年度のエグゼクティブセミナーの卒業生です。
参加者の皆さんの感想から「他者の意見を聞き、自分の意見がさらに深まった」など、難しい古典に対しても、対話をすることで理解が深まっていくことを実感したり、「同じ文章を読んでいるのに人によって意見や使う言葉が違って面白かった」など、自身の視野を拡げるいい機会となり、充実した二日間になったようです。
対話の様子昼には日本アスペン研究所事務局が、湯﨑英彦・広島県知事を訪問し、今年で2回目となる広島での高校生セミナーを振り返ってご報告。
「豊かな人間性を育む」という大きな目的にご同意いただき、来年以降も県として積極的にサポートしてくださることとなりました。
今後も多くの高校生に古典を通じた教養の深まりを体験していただけるよう提案していきたいと思います。