セミナー短信～2019年冬季日本アスペン・エグゼクティブ・セミナーを開催～
2020年03月04日
Aチームのセッション風景第66回2019年度冬季日本アスペン・エグゼクティブ・セミナーが2月21日(金)から25日(火)までの日程で、木更津市かずさアカデミアパークにて開催されました。今回のセミナーには、製造、建設・不動産、コンサルティング、運輸、商社、情報通信、金融、NPOなど多種多様な業界・分野の幹部の方々19名が参加、2チームに分かれて、5日間を通して非常に深く充実した対話が繰り広げられました。
セミナー2日目に開催した懇話会では、上智大学文学部教授、大橋容一郎先生に「21世紀の知の課題」というテーマでご講話を頂きました。「超スマート社会」や「Society 5.0 」を国家をあげて目指そうとしているなか、「人々の幸福」を実現するためには、「コミュニケーション」、「健康」、「ケア」といった概念をどう理解し、社会に根付かせていくべきかについて、突っ込んだ議論が展開されました。
木管五重奏のミニ・コンサート恒例の文化プログラムでは、杉原夏海さん（フルート）、上原朋子さん（オーボエ）、園田知潤さん（クラリネット）、河本美紀さん（ホルン）、高橋美聡さん（ファゴット）をお迎えし、「木管五重奏のミニ・コンサート」を開催。それぞれの楽器の特性、音色を活かした演奏を堪能しました。
Bチームのセッション風景セミナー全体を通して、参加者の皆さんから、「自分自身や古典・哲学に向き合い、軸を強化しつつ、相対化する必要性を感じた」、「人類のためにという崇高な理想・目標を目指したプログラムであることに気づき、すばらしいと思った」といった感想が寄せられました。また、オブザーバとして参加された３組のご夫人の皆様からも、「私の心を豊かにしてくれました」「先生方のお話が刺激的で大変感動しました」などのご感想をいただきました。
次回のエグゼクティブ・セミナーは、2020年7月にかずさアカデミアパーク、2020年10月に奈良にて開催予定です。